展覧会と作家紹介
赤尾ふさこ 陶展 時の記憶
アートスペース創
2011年5月26日(木曜日) 10:46
赤尾ふさこ 陶の魅力
赤尾さんの展覧も創恒例の展覧の一つで、今回で9回目となります。 オブジェ作家である赤尾さん、東日本震災への思いもあり今展は器中心の展覧となりました。ハードな作品より今伝えたい想いは器にもしっかりと表現されています。大小のまな板皿は赤尾カラーが細部に表現され、オブジェ作家の創る器は不思議な魅力として構築されています。一見使いづらそうな器たちは、しっかりと適切なサイズ取りがなされ食卓の彩と重宝するうつわとして成立することは、お使いいただいている方からのうれしいお言葉が実証しています。遊び心と実用性のバランスがうまくとれた器たちは、作家の個性が使う方にとってここちよいものになるのではないかと思う展覧となりました。
赤尾さんの展覧も創恒例の展覧の一つで、今回で9回目となります。 オブジェ作家である赤尾さん、東日本震災への思いもあり今展は器中心の展覧となりました。ハードな作品より今伝えたい想いは器にもしっかりと表現されています。大小のまな板皿は赤尾カラーが細部に表現され、オブジェ作家の創る器は不思議な魅力として構築されています。一見使いづらそうな器たちは、しっかりと適切なサイズ取りがなされ食卓の彩と重宝するうつわとして成立することは、お使いいただいている方からのうれしいお言葉が実証しています。遊び心と実用性のバランスがうまくとれた器たちは、作家の個性が使う方にとってここちよいものになるのではないかと思う展覧となりました。
福島輝哲 陶人形展
アートスペース創
2011年4月24日(日曜日) 16:09
生物多様性のかたち
昨年に続き、今展覧もCOP10を契機に生物多様性の重要性を考えて来た作家の思いが詰まった展覧となりました。
この地方の絶滅危惧種をテーマに、今回は植物が加わりました。
植物は、土の持つ特質と氏独自の表現技法が一体となって、観る方に驚きを与えました。
動物たちは、カヤネズミの愛らしさからオオサンショウの両性類の持つ異様な様まで、
多種多様の動物たちを作家独自の技法で如何なく表現され、立ち止まって見入ってしまうものでした。
今後、作家の進化を楽しみにしてくださる方が多くいらっしゃいました。
さてさて~次回の展覧はいかになりますか。。。。。。。。お楽しみに~
昨年に続き、今展覧もCOP10を契機に生物多様性の重要性を考えて来た作家の思いが詰まった展覧となりました。
この地方の絶滅危惧種をテーマに、今回は植物が加わりました。
植物は、土の持つ特質と氏独自の表現技法が一体となって、観る方に驚きを与えました。
動物たちは、カヤネズミの愛らしさからオオサンショウの両性類の持つ異様な様まで、
多種多様の動物たちを作家独自の技法で如何なく表現され、立ち止まって見入ってしまうものでした。
今後、作家の進化を楽しみにしてくださる方が多くいらっしゃいました。
さてさて~次回の展覧はいかになりますか。。。。。。。。お楽しみに~
渡辺裕司木版画展
アートスペース創
2011年3月30日(水曜日) 17:24
渡辺裕司の世界
星、月、夜空をテーマに心象風景作品を多く手がけられてきた氏の作品は、三重の亀山に住まいを移してから雪をテーマに観たままの作品が多くみうけられる。
亀山の山奥深い地に身を置き、自然の中から生まれた作品は観る者が素直に作品と向き合うことができるような気がする。氏自身が自然環境の厳しさをもしっかりと受け止めて生活する、ゆるぎない思いのほかならない。
雪の冷たさ、何かふわっとした温かさ、澄んだ空気感、、、、、臨場感あふれる作品は心地よさを感じさせてくれる。
星、月、夜空をテーマに心象風景作品を多く手がけられてきた氏の作品は、三重の亀山に住まいを移してから雪をテーマに観たままの作品が多くみうけられる。
亀山の山奥深い地に身を置き、自然の中から生まれた作品は観る者が素直に作品と向き合うことができるような気がする。氏自身が自然環境の厳しさをもしっかりと受け止めて生活する、ゆるぎない思いのほかならない。
雪の冷たさ、何かふわっとした温かさ、澄んだ空気感、、、、、臨場感あふれる作品は心地よさを感じさせてくれる。
近藤聖子ー染付の器
アートスペース創
2011年2月18日(金曜日) 17:18
rebirth-再生
創での個展は初めての近藤聖子さん。
大病で3年ほど陶芸を中断、そして今回の展覧となりました。
作家さんから、個展をしたいとのご希望、、、、創にとってうれしい限りの展覧。
病と向き合いながらの作品づくり、その数250点!!!
作家の再生にかけるあつい思いが、しっかりとかたちとなった展覧でした。
磁器に美しい藍色の染付、寒い冬の空気に凛とした器として際立ちました。
創での個展は初めての近藤聖子さん。
大病で3年ほど陶芸を中断、そして今回の展覧となりました。
作家さんから、個展をしたいとのご希望、、、、創にとってうれしい限りの展覧。
病と向き合いながらの作品づくり、その数250点!!!
作家の再生にかけるあつい思いが、しっかりとかたちとなった展覧でした。
磁器に美しい藍色の染付、寒い冬の空気に凛とした器として際立ちました。
お・く・り・も・の・展
アートスペース創
2011年1月03日(月曜日) 18:32
賑やかなおくりもの展
誰かにプレゼント~自分のご褒美などなど、贈り物も様変わり。そんな品々をとの思いでのおくりもの展。
アクセサリー、陶器、ガラス、干支、絵本作家の絵、張子、あれもこれもと勢揃い~
常滑で製作されている急須作家の水野博司さん、細部にこだわり急須一筋~見事です!!観るもの感動させるすばらしさ、皆様すごい~♪を連発。
茶こし部分の精密さ、フォルムもよく、長く大事に使いたい急須です。早速、お買い求めていただいたお客さまから、お茶がおいしく淹れることができたと、うれしいお声もいただきました。
横浜でバーナーワークをする森崎かおるさん、植物の類というタイトルで非常に緻密で斬新なボトル(香水入れ)を造ってくださいました。どこかでみたような、植物のかたちをしたボトルは親しみと共に、技術の高さと感動を私たちに与えてくれました。
緑区在住の小澤恵歌さん、桐塑人形の作家さんです。二十数年のときを人形造りに、、、かわいいお顔と表情、しぐさは小澤さんの世界観を構築したものです。じっと、眺めていたい、、、お客さまの人形を観る目が語っていました。
桐塑人形とは桐の粉を固めてつくられた人形です。
誰かにプレゼント~自分のご褒美などなど、贈り物も様変わり。そんな品々をとの思いでのおくりもの展。
アクセサリー、陶器、ガラス、干支、絵本作家の絵、張子、あれもこれもと勢揃い~
常滑で製作されている急須作家の水野博司さん、細部にこだわり急須一筋~見事です!!観るもの感動させるすばらしさ、皆様すごい~♪を連発。
茶こし部分の精密さ、フォルムもよく、長く大事に使いたい急須です。早速、お買い求めていただいたお客さまから、お茶がおいしく淹れることができたと、うれしいお声もいただきました。
横浜でバーナーワークをする森崎かおるさん、植物の類というタイトルで非常に緻密で斬新なボトル(香水入れ)を造ってくださいました。どこかでみたような、植物のかたちをしたボトルは親しみと共に、技術の高さと感動を私たちに与えてくれました。
緑区在住の小澤恵歌さん、桐塑人形の作家さんです。二十数年のときを人形造りに、、、かわいいお顔と表情、しぐさは小澤さんの世界観を構築したものです。じっと、眺めていたい、、、お客さまの人形を観る目が語っていました。
桐塑人形とは桐の粉を固めてつくられた人形です。
家坂ルリ子 羽おる展を終えて
アートスペース創
2010年12月05日(日曜日) 10:29
3年ぶりの家坂ルリ子展、今回は羽おるをテーマに今流行りのマーガレットやショールに袖がついたシンプルなもの、、、
今展覧の前にスペインでの花の仕事をされ、ミロに触発されたのことで。。。
羽おりものに、確かにミロを感じさせる文様がパッチされていました。家坂カラーで楽しい洋服になっていました。
しかし、家坂ファンにとって残念なことがありました、、、、サイズがやや小さめのものが多かったこと。。。
なぜ????? それは、家坂さんが近ごろややスリムになったことが原因なのではと、、、、、
家坂ファンにとっては洋服はもちろんのこと、家坂さんとのおしゃべりタイムも楽しみに、いつも展覧にお出かけいただいている。
今展覧の前にスペインでの花の仕事をされ、ミロに触発されたのことで。。。
羽おりものに、確かにミロを感じさせる文様がパッチされていました。家坂カラーで楽しい洋服になっていました。
しかし、家坂ファンにとって残念なことがありました、、、、サイズがやや小さめのものが多かったこと。。。
なぜ????? それは、家坂さんが近ごろややスリムになったことが原因なのではと、、、、、
家坂ファンにとっては洋服はもちろんのこと、家坂さんとのおしゃべりタイムも楽しみに、いつも展覧にお出かけいただいている。
松井尚美 ここちよい漆器・その用の美
アートスペース創
2010年11月04日(木曜日) 14:09
松井尚美展は今回で3回目。漆器展で毎年の開催は珍しく、作家からも毎年の展覧はお断りのこと、、、漆器のよさを少しでも知ってもらいたいとの思いで、、、、創が強行。。。。????
漆器づくりは時間がかかり、工程の多さからもうかがえます。
昔から使われていた漆器なのに、こんにちではなかなかの嫌われもの~取扱いが難しいとか特別なときにしか使わないのでしまっておいたら、ヒビが入ったり変形してたりとの声、、、、、しまっておく方が本当は難しく、気を使うのです。
漆器は適度の湿気が必要なので、日々使っていただくのが一番なのです~♪
松井さんの漆器はシンプルで日常使いにピッタリ!!
艶のない漆なので、使うことで艶が増していく過程は使うことでしか味わえない醍醐味なのです。
育てる楽しみといわれる所以。
軽くて丈夫な漆器を多くの方に知って触れていただけることを改めて願う展覧となりました。
漆器づくりは時間がかかり、工程の多さからもうかがえます。
昔から使われていた漆器なのに、こんにちではなかなかの嫌われもの~取扱いが難しいとか特別なときにしか使わないのでしまっておいたら、ヒビが入ったり変形してたりとの声、、、、、しまっておく方が本当は難しく、気を使うのです。
漆器は適度の湿気が必要なので、日々使っていただくのが一番なのです~♪
松井さんの漆器はシンプルで日常使いにピッタリ!!
艶のない漆なので、使うことで艶が増していく過程は使うことでしか味わえない醍醐味なのです。
育てる楽しみといわれる所以。
軽くて丈夫な漆器を多くの方に知って触れていただけることを改めて願う展覧となりました。
土のかたち・ガラスのかたち
アートスペース創
2010年10月13日(水曜日) 16:48
土のかたち・ガラスのかたちをテーマに陶の古賀雄二郎氏、ガラスの山田奈緒子氏の二人展。
素材を生かした最大のかたち、、、それぞれのかたちをじっくり見ていただきたいとの企画でした。古賀氏は薪窯にこだわり器中心に制作されています。ロクロ目も美しく、釉薬と薪窯焼成との融合が日常使いに重きを置く氏の思いが味わい深い器となっている。
温かみのある手の中に包みこんでいたい器。。。。
山田氏は、琉球ガラス技法の器づくり。いわゆる再生ガラスゆえのぽってりとした造形が気持ちを和ませてくれる。泡が入っているのも特徴であるが、泡の入り具合がそれぞれの器の個性を際立たせているのが魅力的。。。年中使いたガラス器でもある。
お二人に共通する伝統的技法による器づくり、、、もちろん、そこには作家のこだわりがあり現代のテーブルウエアとしての試行錯誤もあり、
ほっこりさせられる器であることは間違いないように思われる。。。。。
素材を生かした最大のかたち、、、それぞれのかたちをじっくり見ていただきたいとの企画でした。古賀氏は薪窯にこだわり器中心に制作されています。ロクロ目も美しく、釉薬と薪窯焼成との融合が日常使いに重きを置く氏の思いが味わい深い器となっている。
温かみのある手の中に包みこんでいたい器。。。。
山田氏は、琉球ガラス技法の器づくり。いわゆる再生ガラスゆえのぽってりとした造形が気持ちを和ませてくれる。泡が入っているのも特徴であるが、泡の入り具合がそれぞれの器の個性を際立たせているのが魅力的。。。年中使いたガラス器でもある。
お二人に共通する伝統的技法による器づくり、、、もちろん、そこには作家のこだわりがあり現代のテーブルウエアとしての試行錯誤もあり、
ほっこりさせられる器であることは間違いないように思われる。。。。。
世界のとんぼ玉アクセサリー展
アートスペース創
2010年7月23日(金曜日) 18:23
夏、恒例のとんぼ玉展
とんぼ玉展も今年で12年目を迎えている。いやはや~長いながい、、、、創の歴史をも映し出している展覧のひとつである。
古代~近代から現代とさまざまなとんぼ玉が500点近く、並んださまは観る方も驚きと感動さえ覚える展覧となった。
古いとんぼ玉は歴史を馳せながら、今の時代に存在する不思議さと時の流れをしっかりと玉ひとつ一つから伺える、、、、小宇宙のとんぼ玉。。。。。
ヴェネチアのモザイク玉、17、18~19世紀のものが多く、色とりどりの多彩な色の花模様的なものが目をひく。
ロゼッタと呼ばれる通称シェブロン玉(鋸歯文)玉は幾重もの工程を経て何層にも重なり両端が鋸歯の断面となるよう、美しく研磨されているとんぼ玉です。
大きさで目を引くインドネシア玉、いわゆるジャワ玉はモザイクや波模様などを貼りつけた素朴な玉です。
とんぼ玉は、異なった珍しい色や文様をより美しい玉として3500年以上もの前から作れれている美玉。古代人たちがいかに貪欲に美玉を求め続けていたかもうかがいしれる歴史を映す玉。。。。。
とんぼ玉展も今年で12年目を迎えている。いやはや~長いながい、、、、創の歴史をも映し出している展覧のひとつである。
古代~近代から現代とさまざまなとんぼ玉が500点近く、並んださまは観る方も驚きと感動さえ覚える展覧となった。
古いとんぼ玉は歴史を馳せながら、今の時代に存在する不思議さと時の流れをしっかりと玉ひとつ一つから伺える、、、、小宇宙のとんぼ玉。。。。。
ヴェネチアのモザイク玉、17、18~19世紀のものが多く、色とりどりの多彩な色の花模様的なものが目をひく。
ロゼッタと呼ばれる通称シェブロン玉(鋸歯文)玉は幾重もの工程を経て何層にも重なり両端が鋸歯の断面となるよう、美しく研磨されているとんぼ玉です。
大きさで目を引くインドネシア玉、いわゆるジャワ玉はモザイクや波模様などを貼りつけた素朴な玉です。
とんぼ玉は、異なった珍しい色や文様をより美しい玉として3500年以上もの前から作れれている美玉。古代人たちがいかに貪欲に美玉を求め続けていたかもうかがいしれる歴史を映す玉。。。。。
服部美法 水彩画展
アートスペース創
2010年6月18日(金曜日) 17:12
服部美法ストーリー
久しぶりの服部美法展、今回で3回目の個展。
1回目は2000年、2回目は2006年、、、、、
三重大学教育学部美術科絵画専攻卒業後、数年の小学校教員時代に絵に対する思いがわきあがり、絵本作家を目指すべく活動をはじめます。
無邪気で限りなく純粋な天使の心が優しく語りかける服部さんの絵は、ステンシル技法を使い、一層、服部美法ワールドに耀きを、増しています。
今回の展覧のDM用の作品は、「お空もお祝いしているよ・・・きつねの嫁入り」
晴れているのに雨が降る・・・という不思議な現象。
きつねの嫁入りのお天気に出会うとき、あ!きつねの嫁入りだ!なんていって、ちょっと
ニコニコしている自分がいます。
どこかで見えないところで知らないきつねがお嫁入りをしているのをふと想像して、一緒にお祝い気分。
空だってきっと同じ。晴れた空の雨を降らせて、虹をプレゼントしようとしているのかもしれません。
久しぶりの服部美法展、今回で3回目の個展。
1回目は2000年、2回目は2006年、、、、、
三重大学教育学部美術科絵画専攻卒業後、数年の小学校教員時代に絵に対する思いがわきあがり、絵本作家を目指すべく活動をはじめます。
無邪気で限りなく純粋な天使の心が優しく語りかける服部さんの絵は、ステンシル技法を使い、一層、服部美法ワールドに耀きを、増しています。
今回の展覧のDM用の作品は、「お空もお祝いしているよ・・・きつねの嫁入り」
晴れているのに雨が降る・・・という不思議な現象。
きつねの嫁入りのお天気に出会うとき、あ!きつねの嫁入りだ!なんていって、ちょっと
ニコニコしている自分がいます。
どこかで見えないところで知らないきつねがお嫁入りをしているのをふと想像して、一緒にお祝い気分。
空だってきっと同じ。晴れた空の雨を降らせて、虹をプレゼントしようとしているのかもしれません。
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