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税理士長岡大輔の気まぐれブログ

  • 税金や会計に関するテーマの中から、気まぐれにテーマを選んで紹介します。
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    ここが変わった!確定申告

    長岡会計  2008年2月17日(日曜日) 21:26  
    さあ、明日から確定申告書の受付が始まります。税理士事務所にとって、最も忙しい時期が始まるため、身が引き締まる思いです。
    さて、今回は、今年の確定申告から大きく変わった、二つの注意点を紹介したいと思います。


    まず、一つ目は、平成19年度分から住民税の税率が一律10%に変わったことにより、

    所得税の税率も変わっていることです!

    実際、確定申告の無料相談会に、相談員として行ってきましたが、昨年の税率のままで申告書を作成していた人が、なんと多かったことか。
    今年の申告は、“昨年の申告書を見ながら”、という訳にはいきません。


    二つ目は、平成19年4月1日以降に取得した減価償却資産が、1円まで減価償却できるようになったため、

    減価償却の方法が変わっていることです!

    定額法の新旧の違いは、

    旧定額法:取得価額×0.9×償却率
    新定額法:取得価額×償却率

    と、減価償却費の計算式が変わっています。
    償却率も、切り上げ・切捨ての関係で、若干変わっているので注意が必要です。


    定率法の新旧の違いは、償却率が大幅に変更されたことです。
    耐用年数5年の償却率をみてみると、

    旧定率法:0.369
    新定率法:0.500

    と、1割以上も変わっています。旧定率法よりも、購入当初に多くの減価償却費を計上できるようになりました。


    以上が、今年の申告で大きく変わった注意点です。
    この他に、地震保険料控除・住宅借入金等特別控除なども変わっていますので、ご注意下さい。
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