今日も運営とはちょっと違った話題、「機種依存文字」についてです。
普段、何気なく入力している文字が、実はネット上でのルール違反になっている場合があります。みなさん一度チェックしてみてください。

インターネット上ではWindowsマシン(以後,Win)とApple Macマシン(以後,Mac)が区別なくホームページを見たりページを作ったりできるわけですが、この両機種には「機種依存文字」という片方でしか採用されていない文字が存在します。

たとえば「(株)」をWinでは「株」と入力して変換するとちょっと縦長になった一文字で表示されるものがあると思いますが、これが機種依存文字で、これをホームページを作る際に企業情報などで使うと、Winで見てる人は問題ないですがMacで見た人は「・」と表示されてしまいます。同様に「(有)」もそうなので、この会社が株式会社なのか有限会社なのかわからなくなってしまうわけです。

また「・」ならばまだましかもしれませんが、Winで○の中に数字が入っているものがあります。よく資料なので番号を振る際に使ってしまうものですが、これをMacで見ると(日)など別のMacの機種依存文字が表示されます。これでは全く意味がわからなくなってしまいますね。

それ以外にも機種依存文字は存在します。
もちろん例と逆パターンでMacで見れてWinで文字化けすることもありますので注意が必要です。

機種依存文字のページには上には使っても問題ない文字が、下には使ってはいけない文字の一覧が紹介されています。
また使用禁止文字一覧では機種による表示の違いも紹介されています。

携帯電話で多用されている半角カタカナも実はインターネット上では使用厳禁となっています。特に半角カタカナはサーバーに致命的なエラーを発生させる危険も含んでいます。
ちなみに全角のカタカナは大丈夫です。全く問題ありません。

携帯電話のメールで使われている絵文字もネット上では本当は禁止(同じクライアントの携帯電話のメール同士は問題なし)なんですが、携帯ユーザー確保のためサポートしているサービスも最近は増えてきているようです。

これまで気にせず使ってたりしませんか?このあたり注意して、今後ページを作成したり掲示板などに投稿する時、メールを書くときには気をつけましょう。