展覧会と作家紹介
とんぼ玉☆学習編☆Ⅱ
アートスペース創
2006年8月02日(水曜日) 17:34
東アジアでは、玉は必ずしも長く連ねてネックレスにするのではなく、一個一個が霊的なものの象徴として尊ばれた。
「掌中の珠」と言う語のあるように、視覚的に鑑賞されると同時に、手によって感覚的に愛玩する心情的伝統がある。
このような精神的伝統の中で、とんぼ玉を作る作家が現代日本に少なからずいる。
中には、十年、二十年、最も長い人では三十年ものキャリアを持つ。
現代日本のとんぼ玉が、多彩で高度な水準にある事がさらに広く知られると共に、今後も多くの人々に愛される現代美術の一翼として、発展していくことを期待する。
きらめくビーズ とんぼ玉代表作家作品集より抜粋
今日、夏の風物詩として、とんぼ玉はデパートやギャラリーで目にすることが多くなりました。暑い日には、水を張った器にとんぼ玉を入れて、清涼を味わうのもお勧めです。
「掌中の珠」と言う語のあるように、視覚的に鑑賞されると同時に、手によって感覚的に愛玩する心情的伝統がある。
このような精神的伝統の中で、とんぼ玉を作る作家が現代日本に少なからずいる。
中には、十年、二十年、最も長い人では三十年ものキャリアを持つ。
現代日本のとんぼ玉が、多彩で高度な水準にある事がさらに広く知られると共に、今後も多くの人々に愛される現代美術の一翼として、発展していくことを期待する。
きらめくビーズ とんぼ玉代表作家作品集より抜粋
今日、夏の風物詩として、とんぼ玉はデパートやギャラリーで目にすることが多くなりました。暑い日には、水を張った器にとんぼ玉を入れて、清涼を味わうのもお勧めです。
とんぼ玉☆学習編☆Ⅰ
アートスペース創
2006年8月01日(火曜日) 17:53
小さなガラス玉の中に様々な色が交じり合って彩をなしている。
微細な文様がモザイクをなして、小さな人間の顔や花々が見える。不透明なガラスのくっきりした丸い目玉を持つ古典的なとんぼ玉は、造り手によって個性的な表情を表わす。
また、半透明のもやのかかったような色ガラスの中に浮かぶ植物文様や透明なガラスの中に透けて見える髪の毛のような細線のレース模様などの幻想的な玉もある。
実に、ひとつの玉の中に万華鏡をのぞくのに似た不思議な世界があり、それに魅せられる人びとが増えている。
「ひとつの玉の中に宇宙を表現したい」とある作家は言う。また、「玉は人間の魂と同じ根源的な姿をしている」と考える作家もいる。
きらめくビーズ とんぼ玉代表作家作品集より抜粋
微細な文様がモザイクをなして、小さな人間の顔や花々が見える。不透明なガラスのくっきりした丸い目玉を持つ古典的なとんぼ玉は、造り手によって個性的な表情を表わす。
また、半透明のもやのかかったような色ガラスの中に浮かぶ植物文様や透明なガラスの中に透けて見える髪の毛のような細線のレース模様などの幻想的な玉もある。
実に、ひとつの玉の中に万華鏡をのぞくのに似た不思議な世界があり、それに魅せられる人びとが増えている。
「ひとつの玉の中に宇宙を表現したい」とある作家は言う。また、「玉は人間の魂と同じ根源的な姿をしている」と考える作家もいる。
きらめくビーズ とんぼ玉代表作家作品集より抜粋
世界のとんぼ玉アクセサリー展
アートスペース創
2006年7月14日(金曜日) 11:07
とんぼ玉とは
今日一般にとんぼ玉という名で呼ばれているガラス玉は、色ガラスでいろいろな色文様がつけられているガラス玉で、紐を通す穴があいている玉のことを総称している。また、[とんぼ玉]はわが国独自の名称。外国での呼称は欧米語ではglassbeads(ガラス玉)。
とんぼ玉が作られた時代は、紀元前15世紀の大昔から現代に至るまで、じつに3500年以上も長い間作られている。
世界のあらゆるところで、とんぼ玉作りは断続したり、技法や形式が他国に伝えられたり、新たな発展をみせたりと変化と広がりが繰り返された。
それぞれの特徴をもったとんぼ玉の原産地、生産年代がわかると、その玉がどこから出土したか、どこに伝世していたかを調べることによって、その玉の貿易ルートをはっきりと浮かび上がらせることができる。
たった1個のとんぼ玉からその時代背景、人の嗜好や美意識までもうかがいしれる不思議な小さな玉。 トンボ玉 由水常雄著より
時代を写し取ったとんぼ玉が存在する・・・。ロマンを感じますね♪
今日一般にとんぼ玉という名で呼ばれているガラス玉は、色ガラスでいろいろな色文様がつけられているガラス玉で、紐を通す穴があいている玉のことを総称している。また、[とんぼ玉]はわが国独自の名称。外国での呼称は欧米語ではglassbeads(ガラス玉)。
とんぼ玉が作られた時代は、紀元前15世紀の大昔から現代に至るまで、じつに3500年以上も長い間作られている。
世界のあらゆるところで、とんぼ玉作りは断続したり、技法や形式が他国に伝えられたり、新たな発展をみせたりと変化と広がりが繰り返された。
それぞれの特徴をもったとんぼ玉の原産地、生産年代がわかると、その玉がどこから出土したか、どこに伝世していたかを調べることによって、その玉の貿易ルートをはっきりと浮かび上がらせることができる。
たった1個のとんぼ玉からその時代背景、人の嗜好や美意識までもうかがいしれる不思議な小さな玉。 トンボ玉 由水常雄著より
時代を写し取ったとんぼ玉が存在する・・・。ロマンを感じますね♪
家坂ルリ子(^‐^)v ターシャに会いに行く
アートスペース創
2006年7月05日(水曜日) 17:02
ターシャ・テューダー
アメリカを代表する絵本作家であり、近年、テレビでターシャの自然体で生活を楽しむ生き方が紹介され、多くの人の共感を得ることとなり、たくさんの本も出版されています。
現在、92歳になるターシャは大好きな庭を世話をし、使い慣れた古い道具を使い、日常のほとんどのものを手作りしながら、絵を描き続けています。
そんなターシャとの交流を持てる日が1年に1回、あるそうです。25人限定と言う難関を突破し、家坂さんは会いに行きました。
フラワーアーティストでもある家坂さんはターシャに会いに行くことが今の自分の使命感とも思えたようです。今しかない!
バーモント州のターシャの庭はテレビで見た、本で見た、ものが現実となり感慨深いものだったようです。
アメリカを代表する絵本作家であり、近年、テレビでターシャの自然体で生活を楽しむ生き方が紹介され、多くの人の共感を得ることとなり、たくさんの本も出版されています。
現在、92歳になるターシャは大好きな庭を世話をし、使い慣れた古い道具を使い、日常のほとんどのものを手作りしながら、絵を描き続けています。
そんなターシャとの交流を持てる日が1年に1回、あるそうです。25人限定と言う難関を突破し、家坂さんは会いに行きました。
フラワーアーティストでもある家坂さんはターシャに会いに行くことが今の自分の使命感とも思えたようです。今しかない!
バーモント州のターシャの庭はテレビで見た、本で見た、ものが現実となり感慨深いものだったようです。
家坂ルリ子 楽な服 展☆もんぺスタイル
アートスペース創
2006年6月22日(木曜日) 14:16
もんぺについて
裾を足首の所でしぼった労働用の袴。腰回りはゆったりしていて、着物の裾を入れることができる。 スーパー大辞林より
家坂さんのパンツ(ズポン)は正にこのもんぺタイプです。
勿論、労働用ではなくおしゃれパンツ☆
とっても、はきやすく夏は涼しく、冬はあったかで、一度はいたらファンになってしまう代物。
作家のパンツであるこだわりは、
素材によって少しずつデザインが変化しています。
布の持つ魅力を最大限に引き出し、作家がイメージする一つのもんぺスタイルとなります。
もう一つ、家坂パンツの魅力はポケットにあります。
貼りポケット、脇ポケットなどなどおしゃれなんです。
ハッ!とするような布を使い、
楽しく、幸せ気分にさせてくれるんです。
裾を足首の所でしぼった労働用の袴。腰回りはゆったりしていて、着物の裾を入れることができる。 スーパー大辞林より
家坂さんのパンツ(ズポン)は正にこのもんぺタイプです。
勿論、労働用ではなくおしゃれパンツ☆
とっても、はきやすく夏は涼しく、冬はあったかで、一度はいたらファンになってしまう代物。
作家のパンツであるこだわりは、
素材によって少しずつデザインが変化しています。
布の持つ魅力を最大限に引き出し、作家がイメージする一つのもんぺスタイルとなります。
もう一つ、家坂パンツの魅力はポケットにあります。
貼りポケット、脇ポケットなどなどおしゃれなんです。
ハッ!とするような布を使い、
楽しく、幸せ気分にさせてくれるんです。
家坂ルリ子 楽な服 展
アートスペース創
2006年6月18日(日曜日) 16:04
家坂ルリ子 楽な服☆展☆☆☆
まぶしい太陽の下で舞う洗濯物のように展示された服たち!
本当に楽な服なんです。ゆったりとして、つまりフリーサイズ♪
しかしながら、作家のこだわりが、作品としての価値が、ディテールに表現されています。
布のテクスチャーも魅力的!
作家の布探しの奮闘振りは徒者ではない。
今回のメインの布はベトナムで壁のように積まれた中から、朝から夕方までヘトヘトになるまで毎日通い詰め。
結局、9日間の時間を費やしたとのことです。
ときには、疲労困憊になり、リラグゼーションエステの施術で復活しながら・・・。
女性ならではの布探しの旅だったようです。
まぶしい太陽の下で舞う洗濯物のように展示された服たち!
本当に楽な服なんです。ゆったりとして、つまりフリーサイズ♪
しかしながら、作家のこだわりが、作品としての価値が、ディテールに表現されています。
布のテクスチャーも魅力的!
作家の布探しの奮闘振りは徒者ではない。
今回のメインの布はベトナムで壁のように積まれた中から、朝から夕方までヘトヘトになるまで毎日通い詰め。
結局、9日間の時間を費やしたとのことです。
ときには、疲労困憊になり、リラグゼーションエステの施術で復活しながら・・・。
女性ならではの布探しの旅だったようです。
Silverwork 森 千明&たかぎくみの展覧を終えて
アートスペース創
2006年6月12日(月曜日) 16:16
Silverwork展は昨日無事ファイナル!
作品点数350点余り、圧巻(^‐^)v
一つ一つ作家のこだわりの作品、同じモノはなく、何度となく見ていても新しい発見があるのは作家モノの所以かも。
ブローチについて
ブローチとは、洋服の胸・襟などに付けたアクセサリーの一種。襟元や胸元の留め針が装飾品化したもの。 スーパー大辞林より
最近、ブローチを付ける人が少なくなったようだ。
1960年代、70年代の頃はお母さんがちょっとお出かけするときのファッションアイテムには必ず登場していたような記憶?
展覧に来てくださった方をリサーチしてみると
ブローチを付けない一番の理由は、
洋服の素材によって、ピン穴が気になるが圧倒的だった。
また、重さも重要なポイント。
作家のこだわりが凝縮していると比例して作品の重さはプラス方向。なんとも複雑な現象。
作家曰く、ピンの先はできるだけ鋭くして、縫い針のように繊維を切らないようにしている。ピン穴が開いても洗濯をすれば元通りになるが、繊維を切ってしまっていると、洗濯をしても元通りにならないとのこと。ピン先が作家泣かせのようだ。
ブローチがおしゃれアイテムのランキングアップすることを望んでやまない。
作品点数350点余り、圧巻(^‐^)v
一つ一つ作家のこだわりの作品、同じモノはなく、何度となく見ていても新しい発見があるのは作家モノの所以かも。
ブローチについて
ブローチとは、洋服の胸・襟などに付けたアクセサリーの一種。襟元や胸元の留め針が装飾品化したもの。 スーパー大辞林より
最近、ブローチを付ける人が少なくなったようだ。
1960年代、70年代の頃はお母さんがちょっとお出かけするときのファッションアイテムには必ず登場していたような記憶?
展覧に来てくださった方をリサーチしてみると
ブローチを付けない一番の理由は、
洋服の素材によって、ピン穴が気になるが圧倒的だった。
また、重さも重要なポイント。
作家のこだわりが凝縮していると比例して作品の重さはプラス方向。なんとも複雑な現象。
作家曰く、ピンの先はできるだけ鋭くして、縫い針のように繊維を切らないようにしている。ピン穴が開いても洗濯をすれば元通りになるが、繊維を切ってしまっていると、洗濯をしても元通りにならないとのこと。ピン先が作家泣かせのようだ。
ブローチがおしゃれアイテムのランキングアップすることを望んでやまない。
Silverwork たかぎくみ≒ふくろう
アートスペース創
2006年6月06日(火曜日) 17:39
たかぎくみ≒ふくろう といわれるほどふくろうを扱ったものが代表作品です。
ふくろうは、お面のような丸い顔と大きな目を持ち、愛嬌のあるその姿から、世界各地で昔から愛されてきました。
害虫やねずみなど小動物を捕食する益鳥として親しまれ、知恵の鳥として学芸の象徴になりました。
また、幸せを運ぶ鳥、神の使いの鳥とも言われ、日本でもアイヌでは森の神とされます。魔よけとしての玩具にもなっています。
たかぎくみの音楽を楽しむいろいろな表情のふくろう達がお待ちしています。
ふくろうは、お面のような丸い顔と大きな目を持ち、愛嬌のあるその姿から、世界各地で昔から愛されてきました。
害虫やねずみなど小動物を捕食する益鳥として親しまれ、知恵の鳥として学芸の象徴になりました。
また、幸せを運ぶ鳥、神の使いの鳥とも言われ、日本でもアイヌでは森の神とされます。魔よけとしての玩具にもなっています。
たかぎくみの音楽を楽しむいろいろな表情のふくろう達がお待ちしています。
Silverwork 森 千明≒蜜蝋鋳造
アートスペース創
2006年6月06日(火曜日) 10:03
森千明≒蜜蝋鋳造と言われるほど、作品の代名詞になっている蜜蝋鋳造についての説明をご紹介します。
蜂の巣からとった蝋を蜜蝋といいますが、その蜜蝋を使って原型を作り、その型に金属を流し込んで形を作ることをいいます。
蜜蝋と松脂を一緒に溶かし混ぜ、溶けた蝋を触れる温度まで冷ましたら、手に取り練って引き伸ばします。
すると、細かい線の模様(引き目)の細長い蝋ができます。それでいろいろな形を作ります。
この蝋は、とても繊細で壊れやすく、神経を集中して原型を作ります。蜜蝋の引き具合で、ひとつひとつ表情が違う蝋ができます。蜜蝋は線が特徴です。
そして、これを使って作る物は、まさに
世界にひとつだけのアクセサリーとなります♪ 森千明 談
蜂の巣からとった蝋を蜜蝋といいますが、その蜜蝋を使って原型を作り、その型に金属を流し込んで形を作ることをいいます。
蜜蝋と松脂を一緒に溶かし混ぜ、溶けた蝋を触れる温度まで冷ましたら、手に取り練って引き伸ばします。
すると、細かい線の模様(引き目)の細長い蝋ができます。それでいろいろな形を作ります。
この蝋は、とても繊細で壊れやすく、神経を集中して原型を作ります。蜜蝋の引き具合で、ひとつひとつ表情が違う蝋ができます。蜜蝋は線が特徴です。
そして、これを使って作る物は、まさに
世界にひとつだけのアクセサリーとなります♪ 森千明 談
Silverwork 森 千明&たかぎくみの展覧プロフィール
アートスペース創
2006年5月30日(火曜日) 18:14
森さん、たかぎさんはご夫婦で彫金作家です。
お二人のメッセージをご紹介します。
森さん 「やわらかな思い、ゆるやかな気持ち、しなやかな気分にする形を感じながら線を特徴とするモノづくりをしています。」
たかぎさん 「具象を表現することが多く、特にフクロウを扱ったものをライフワークとしています。何か物語を感じるものがつくれたらと思い制作しています。
お二人のメッセージをご紹介します。
森さん 「やわらかな思い、ゆるやかな気持ち、しなやかな気分にする形を感じながら線を特徴とするモノづくりをしています。」
たかぎさん 「具象を表現することが多く、特にフクロウを扱ったものをライフワークとしています。何か物語を感じるものがつくれたらと思い制作しています。
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