展覧会と作家紹介
福島輝哲 陶人形展を終えて~
アートスペース創
2009年6月15日(月曜日) 12:37
新たなる挑戦----☆
緑区在住の若手陶芸作家~福島輝哲(ふくしまてるあき)氏の人形展が昨日で終わりました。
福島氏イコール、おどろおどろしい人形のイメージがあるのですが、今回は動物シリーズにトライした作品も並びました。
もちろん、氏の駆使した表現テクニックで、かわいい猿やどっしりとした象が皆さんの目を引いたのが印象的でした。
また、氏の代表作でもある、お地蔵さんがジャストサイズ(H13cm)で登場しました。
今までは、ミニミニサイズだったり、大きかったりと、、、
炭化焼締めで焼成されたお地蔵さんは味わいのある、一体一体の顔の表情、衣の表現、手作りと焼きの絶妙な作品として仕上がりました。
なんと言っても、癒されるアイテムとして今後が期待できそうかも~~~☆?
■炭化焼成とはサヤ(サヤは耐火土で作ってある箱みたいなもの)の中に炭やもみ殻を入れて、むしやき状態にして焼く方法。
緑区在住の若手陶芸作家~福島輝哲(ふくしまてるあき)氏の人形展が昨日で終わりました。
福島氏イコール、おどろおどろしい人形のイメージがあるのですが、今回は動物シリーズにトライした作品も並びました。
もちろん、氏の駆使した表現テクニックで、かわいい猿やどっしりとした象が皆さんの目を引いたのが印象的でした。
また、氏の代表作でもある、お地蔵さんがジャストサイズ(H13cm)で登場しました。
今までは、ミニミニサイズだったり、大きかったりと、、、
炭化焼締めで焼成されたお地蔵さんは味わいのある、一体一体の顔の表情、衣の表現、手作りと焼きの絶妙な作品として仕上がりました。
なんと言っても、癒されるアイテムとして今後が期待できそうかも~~~☆?
■炭化焼成とはサヤ(サヤは耐火土で作ってある箱みたいなもの)の中に炭やもみ殻を入れて、むしやき状態にして焼く方法。
赤尾ふさこ展ー時の記憶 water
アートスペース創
2009年5月27日(水曜日) 17:57
時の記憶ーwater
waterシリーズも今回で2回目
作家の思いは、、、、
高温焼成した土の表情が時として、水にまつわる時の記憶や気配を感じさせてくれます。
荒々しい表情の中に深い安らぎがあります。
赤尾作品は常に地中より掘り起こされたような、また岩の一部を削り出したような、、、エネルギーの塊を感じるのです。
そして、魂さえ感じられるのです。。。。。
細身の身体とは対照的な作品群、氏の弛まない思いの丈がしっかりと集約されています。
アラカン世代へと突入した氏の作品はますます魅力を増すことと思います。
waterシリーズも今回で2回目
作家の思いは、、、、
高温焼成した土の表情が時として、水にまつわる時の記憶や気配を感じさせてくれます。
荒々しい表情の中に深い安らぎがあります。
赤尾作品は常に地中より掘り起こされたような、また岩の一部を削り出したような、、、エネルギーの塊を感じるのです。
そして、魂さえ感じられるのです。。。。。
細身の身体とは対照的な作品群、氏の弛まない思いの丈がしっかりと集約されています。
アラカン世代へと突入した氏の作品はますます魅力を増すことと思います。
古賀雄二郎 陶 ・近藤聖子 絵 二人展
アートスペース創
2009年4月14日(火曜日) 17:07
作手在住の二人の作家
今回、作手にお住まいの作家二人展。
古賀氏は日常に使っていただきやすい器をモットーに制作されている作家さんです。
氏曰く、僕は陶芸作家というより、職人ですと言い切るお人柄。。
ぽってりとして、やさしいうつわたち~~
薪窯で焼成された器も、とっても!!お値打ち♪
お客さまも、うれしい~とのお声が、、、、
近藤さんは、もともと染付けの陶芸作家さんです。
今回は病気をされて、絵筆を色鉛筆に持ち替えての作品発表でした
入院中に描かれた作品は心穏やかな作品群。。。
近藤さんのメッセージから
染付けの白と青の世界いた私には、無限の色の中で描ける事は大変新鮮でした。ひとつの器にひとつの花を描いてきたので、一画面に数種の花がある事がおもしろく、強い薬の副作用も忘れていられる楽しい時間を過ごしました。
中略~(今回の展覧で)
創作するということが、焼き物でも、絵でも、食事を作ることでも
私の中で一つになりました。
今回、作手にお住まいの作家二人展。
古賀氏は日常に使っていただきやすい器をモットーに制作されている作家さんです。
氏曰く、僕は陶芸作家というより、職人ですと言い切るお人柄。。
ぽってりとして、やさしいうつわたち~~
薪窯で焼成された器も、とっても!!お値打ち♪
お客さまも、うれしい~とのお声が、、、、
近藤さんは、もともと染付けの陶芸作家さんです。
今回は病気をされて、絵筆を色鉛筆に持ち替えての作品発表でした
入院中に描かれた作品は心穏やかな作品群。。。
近藤さんのメッセージから
染付けの白と青の世界いた私には、無限の色の中で描ける事は大変新鮮でした。ひとつの器にひとつの花を描いてきたので、一画面に数種の花がある事がおもしろく、強い薬の副作用も忘れていられる楽しい時間を過ごしました。
中略~(今回の展覧で)
創作するということが、焼き物でも、絵でも、食事を作ることでも
私の中で一つになりました。
渡辺裕司木版画展
アートスペース創
2009年4月11日(土曜日) 18:07
渡辺裕司氏と木版画
渡辺氏の展覧は1999年以来、今回で10回目になりました。
作家在廊日にはファンのお客さまとの楽しい歓談~
気さくな氏の興味あふれるお話は人生の物語として、心にひびきます。
昨年、東京から三重の亀山に移り住み、山の中で制作されています。
星、月、夜空の作家として知られる氏の作品、新たな星シリーズが見られるのでしょうか~
木版画は美しい木目を生かした自然の造形と作家の心象とのハーモニー~そこに魅力があるのでは、、、、
氏の工房には創作道具としての、こだわりと手入れの行き届いたたくさんの刷毛とバレンが鎮座しています。
そこからも、氏がいかに創作への仕事を大切にしているかが伺いしれます~
渡辺氏の展覧は1999年以来、今回で10回目になりました。
作家在廊日にはファンのお客さまとの楽しい歓談~
気さくな氏の興味あふれるお話は人生の物語として、心にひびきます。
昨年、東京から三重の亀山に移り住み、山の中で制作されています。
星、月、夜空の作家として知られる氏の作品、新たな星シリーズが見られるのでしょうか~
木版画は美しい木目を生かした自然の造形と作家の心象とのハーモニー~そこに魅力があるのでは、、、、
氏の工房には創作道具としての、こだわりと手入れの行き届いたたくさんの刷毛とバレンが鎮座しています。
そこからも、氏がいかに創作への仕事を大切にしているかが伺いしれます~
古典とモダンのハーモニー はつはる陶展~人形・置き物
アートスペース創
2009年2月18日(水曜日) 14:34
はつはる陶展を終えて
この時期になると、あちらこちらで雛人形展が開催されています。
創も毎年のごとく雛展を開いていましたが、今回は作家の個性を堪能してもらおうとお雛様にこだわりませんでした。
が、、、、やっぱりこの時期、、、お雛様の作品が多かった~(笑)
若手作家2人の参加と熟年作家とのコラボ♪
古典とモダンのハーモニーと掲げての展覧~
思いは伝わったのかご覧くださった方のみぞ知る~?
この時期になると、あちらこちらで雛人形展が開催されています。
創も毎年のごとく雛展を開いていましたが、今回は作家の個性を堪能してもらおうとお雛様にこだわりませんでした。
が、、、、やっぱりこの時期、、、お雛様の作品が多かった~(笑)
若手作家2人の参加と熟年作家とのコラボ♪
古典とモダンのハーモニーと掲げての展覧~
思いは伝わったのかご覧くださった方のみぞ知る~?
世界のとんぼ玉アクセサリー展
アートスペース創
2008年7月16日(水曜日) 15:29
とんぼ玉に魅せられた作家たち
今回は10人の作家による、2008年とんぼ玉展となりました。
古代・中世・近代・そして現代のとんぼ玉の競演。
それぞれの作家の個性が光り輝いた展覧でありました。
作家がとんぼ玉と最初に出会った衝撃は大変なものであったと。。。
その後、自分で創るようになり、ますます魅了されて行った。。。と
小さな宇宙と向き合ったとき、作家の人となりをも垣間見ることが出来たような展覧でありました。
今回は10人の作家による、2008年とんぼ玉展となりました。
古代・中世・近代・そして現代のとんぼ玉の競演。
それぞれの作家の個性が光り輝いた展覧でありました。
作家がとんぼ玉と最初に出会った衝撃は大変なものであったと。。。
その後、自分で創るようになり、ますます魅了されて行った。。。と
小さな宇宙と向き合ったとき、作家の人となりをも垣間見ることが出来たような展覧でありました。
女流作家20人の絵画展
アートスペース創
2008年6月16日(月曜日) 18:14
女流作家へのこだわり
今回、初めて女流作家だけの絵画展を開催しました。
いろんな世界で活躍する女性たち。
華々しくもあり、主義主張を貫く戦いもしている。。。
そんな作家の絵画の中に自信の感情と取り巻く事象への思いを表現するという願望のもとに制作がなされている作品群。
作家の個性という表現方法はそれぞれに主張し、観る者に優しさや驚きや安らぎや愛をも感じさせて。。。
一瞬にして別世界へと誘ってくれる。
今回、初めて女流作家だけの絵画展を開催しました。
いろんな世界で活躍する女性たち。
華々しくもあり、主義主張を貫く戦いもしている。。。
そんな作家の絵画の中に自信の感情と取り巻く事象への思いを表現するという願望のもとに制作がなされている作品群。
作家の個性という表現方法はそれぞれに主張し、観る者に優しさや驚きや安らぎや愛をも感じさせて。。。
一瞬にして別世界へと誘ってくれる。
赤尾ふさこ展~時の記憶-Water
アートスペース創
2008年5月20日(火曜日) 15:39
赤尾ふさこのテーマ
赤尾ふさこ展は今回で6回目となる。
毎年恒例となった展覧の一つである。
氏の今回のテーマはWater(水)
生命の源である水!
そこに視点をおき、時の記憶ー土のメッセージを遺憾なく追い続け、見事に表現されてきた作品群にプラスされた水。。。
瞬く間に潤いを帯びた作品は魅力を一層放ったものとなった。
あるものは、渓谷の藍さを思わせ、あるものは滝壺のごとく、力強さも増し、観るものを誘う世界は一段とすばらしいものとなっていた。
赤尾ふさこ展は今回で6回目となる。
毎年恒例となった展覧の一つである。
氏の今回のテーマはWater(水)
生命の源である水!
そこに視点をおき、時の記憶ー土のメッセージを遺憾なく追い続け、見事に表現されてきた作品群にプラスされた水。。。
瞬く間に潤いを帯びた作品は魅力を一層放ったものとなった。
あるものは、渓谷の藍さを思わせ、あるものは滝壺のごとく、力強さも増し、観るものを誘う世界は一段とすばらしいものとなっていた。
福島輝哲の世界 陶人形展を終えて
アートスペース創
2008年4月23日(水曜日) 12:35
福島輝哲の世界
緑区在住の福島氏、若手作家のエネルギッシュな展覧となった。
創での個展は今回で3回目。
指先で、土を千切り取った瞬間の造形に、氏の独特の手法がある。
存在感をます人形は、幻想と現実の危うさを感じさせる。
おもいを込めた力を土に与えることで土が踊り、躍動が生まれる。
百鬼夜行の絵巻物の中から、19体の妖怪たちが氏の技法によって立体物となり、オドロオド
ロシサあり、コミカルな妖怪たちが集合した。
七福神の布袋、恵比寿、福禄寿、寿老人、弁才天、毘沙門天、大黒天は、見る方に安らぎを与
えていたのが印象的だった。
緑区在住の福島氏、若手作家のエネルギッシュな展覧となった。
創での個展は今回で3回目。
指先で、土を千切り取った瞬間の造形に、氏の独特の手法がある。
存在感をます人形は、幻想と現実の危うさを感じさせる。
おもいを込めた力を土に与えることで土が踊り、躍動が生まれる。
百鬼夜行の絵巻物の中から、19体の妖怪たちが氏の技法によって立体物となり、オドロオド
ロシサあり、コミカルな妖怪たちが集合した。
七福神の布袋、恵比寿、福禄寿、寿老人、弁才天、毘沙門天、大黒天は、見る方に安らぎを与
えていたのが印象的だった。
渡辺裕司 木版画展
アートスペース創
2008年3月27日(木曜日) 15:11
渡辺裕司 木版画展をふり返って
3月は毎年恒例になった、渡辺先生の木版画展。
DMにも使用した武家屋敷の夏は、清々しい緑が美しく、色彩の瑞々しさを感じずにはいられない作品でした。
今回は、昨年の秋に画集を出されたこともあり、新旧の作品を織り交ぜて観ていただけるように、
また先生の半生をも垣間見ていただけた展覧となりました。
東京在住からこの展覧の数日前に、出身地の三重にアトリエを移し、新たな制作に取り組まれることとなりました。
今後の先生の作品、楽しみとなりました。
3月は毎年恒例になった、渡辺先生の木版画展。
DMにも使用した武家屋敷の夏は、清々しい緑が美しく、色彩の瑞々しさを感じずにはいられない作品でした。
今回は、昨年の秋に画集を出されたこともあり、新旧の作品を織り交ぜて観ていただけるように、
また先生の半生をも垣間見ていただけた展覧となりました。
東京在住からこの展覧の数日前に、出身地の三重にアトリエを移し、新たな制作に取り組まれることとなりました。
今後の先生の作品、楽しみとなりました。
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